制作者のステータスがもう少しわかりやすいといいよね。

目的に適した制作者を探すのは結構大変だ。

「デザイナーに限らず、制作に携わる人間は、もっと自分の専門分野をちゃんと可視化したほうがいいんだなと強く思います。」
と前回書いたけど、商品をプロモーションしたい発注者の立場で考えれば、
まず誰に相談すべきかということになる。

パンフレットやWebサイトなど総合的に制作していきたいのであれば、
まずは広告代理店や制作プロダクションを検討していくのではないかと思う。
個性や、あるいは価格的なもの重視するなら、
個人でやっているデザイナーの事務所やクラウドソーシングが基本になるかもしれない。

どこに発注するかという決め手は、その会社のサイトで制作実績をみたり、
仕事への取り組み方など企業スタンスなども重視し、
見積りも取って慎重に決めていくことだろう。

自分の出来ることを明らかにしておこう。

自分でも外部スタッフを新たに探すときは同様の探し方をするが、
自分が相手に求めるスキルを本当に持っているかどうかは、実際に仕事をしてみるまではわからない。
Webサイトを作るならWordpressに手慣れているとか、CSSだけで相当に作り込むことができるとか、
事前にそのスキルがわかればいいのになと感じる場面はたくさんある。
そんなとき、スキルバーの表示があると少しは判断の助けになる。

スキルバーとは、ある人間の得意とする部分をグラフにしてわかりやすくしたものだ。
なんでもできる奇特な制作者は多いが、
すべてが等しくスキルを備えていることはない。
自分のできることをプライオリティをつけて自己申告しているだけだから、
正確さにおいてどうなのと思うけれど、
制作者のステイタスが見えるとやっぱり安心する。

まあ、それ以上に見て面白いと思ったので、
自分でもやってみることにした。

岩崎のステイタス
ブランディングやキャンペーンなどのコンセプト作り
Concept Making
80%
広告やパンフレット、パッケージなどのデザイン
Graphic Design
80%
ロゴマークやその展開案などの制作
CI/VI
65%
Webサイトや動画の制作
Web Design
50%
技術的な項目
Illustrator
80%
Photoshop
65%
After Effects
30%
Html,CSS,PHP
30%

単純にやってみたかっただけのことなんだけれど、
スキルの低いところを頼もうとする人はいないよね。
なんか諸刃の剣という気もしなくはないんですが、頑張って精進します。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
デザインを戦略にして、もっといい会社になろう。

【追記】
ちなみにこのステータスバーは”SKT Skill Bar”というWordPressプラグイン。
サンプルコードをコピーして投稿画面のエディターに貼れば動きますよ。
(色とか内容は自分で該当部分のテキストを差し替えてください)

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